家づくりを実行に移す際、およそ8割の人が住宅カタログを見て住宅会社の選定のヒントにしている統計結果があり、カタログを集める手段は浸透している形であるとも言えるでしょう。
複数社へ一気に資料請求出来るサイトは、全国各地のハウスメーカー
から街の身近な施工業者まで星の数ほどある住宅産業関連会社のデータが集められ、目に留まった会社の資料を得られます。
名前を知らなかった住宅メーカーや施工業者でも、マリアージュの幸運に恵まれれば自分や家族の夢を叶えてくれるようなこれだ!と思えるような家づくりの提案を心がけてくれるハウスコンシェルジュ、というマッチングもあり得ます。
資料請求の際は出来るだけたくさんの会社の資料を集めるのが確実な戦果につながりますが、ただいたずらに対象業者を増やす方向に偏り過ぎると質のいい業者を選別することがややこしくなってしまいます。
地域で控え目に営業している小規模業者はそれほど掲載されてはおらず、ありとあらゆる住宅会社や工務店のリストを一手に集めているとは言い切れません。
展示場にせよ公式HPにせよ労力を要することに加え、検討段階であるにもかかわらず電話セールスや訪問などの直接的なセールスで困惑するハメになってしまうリスクがあります。
間取り提案や概算の見積り費用を求める際は、詳細な間取り
と想定予算の情報を詳しく伝えることが必要なため忘れずに熟慮を重ねておきましょう。
ゼロプライスでたくさんの業者のデータをまとめて得られる資料請求の一括おまとめサービスは、要注意ポイントをしっかり把握した上で、上手く使ってコストに見合うマイホーム作りの計画を確実なものにしましょう。
しかしそうした期待の裏で、各住宅会社のカタログを眺めても、意外と明確な費用プランや坪あたりの価格といったコスト面にはそれほど言及されていないところも多いものです。
資料請求の申し込み時、家づくりを実現してくれるサポーターになる自分直属の担当者を希望通りに選ぶことは出来ないのが普通です。資料請求
したタイミングに合わせてその請求者の担当スタッフが決められている場合がほとんどだからです。
一括資料請求サイトの大半は、全国エリアに展開する誰でも知っている住宅会社やこちらも有名な工務店がほぼ例外なく扱われているもの。
こうした手段でまず一度前提となる間取りプランを図面に起こしておけば、選択肢に入るメーカー
それぞれに要望したい間取り
をゼロから教える煩わしさを省略できます。
建設予定地の図面は任意提供ですが、土地のある場所や周囲の環境で玄関や窓の場所や数、各部屋の細かい組み合わせが左右されるため、所有地や成約に近い土地があるという場合はその土地の図面なども添えて申し込むようにしましょう。
なんとなくの情報でも間取り・見積りは作成してもらえますが、材料の質と量に見合った完成度にしか出来ないので要望通りの間取り
図や見積りの提示が出来ないという、モヤモヤした結果に終わってしまいます。
大切な時間を使って効果的に家づくりプランをこなすためにも、料金無料のメーカーカタログを活用することは、もはや言うまでもなく当然のたしなみという論法さえ成り立ちます。
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